ガバナンスと監査は、組織の健全で持続的な成長を支える車の両輪です。ガバナンスが「公正で透明な経営の仕組みや体制をつくること」であるのに対し、監査は「そのガバナンスや業務が正しく機能しているかを独立した立場から検証・評価し、改善を促すことなのです。
ガバナンスとは「組織の暴走を防ぎ、健全に運営する仕組み」ともいえるのです。
ガバナンスは、組織にとって最重要な課題だとも言えます。
国等から補助金、助成金等の交付を受けてガバナンスが不在で組織の私物化が後を絶ちません。代表者が10年を超えて運営されていれば誰も反論を言えなくなり代表者の思うがままになります。
これは、代表者がどんなに人間的に優れていて、能力も抜群でも同じです。長い人類の歴史は支配と隷従でした。現代の人の組織においても長期政権が続くと支配と隷従に近くなるのです。しかし、営利団体で公的補助金や助成金を受けていないのであればそれも良いと思います。自由主義社会、自由主義経済だからです。しかし、公益団体や非営利団体で公的助成等を受けている団体はそうは行きません。公的助成金すなわち税金が適正に使われているかをチェックする体制が必要なのです。
ガバナンスの無い組織に対しては公的助成はいたさないことを徹しなければなりません。